MENU
子供の歯列矯正治療(歯並びの矯正)は、すべての歯が永久歯に生え変わる前(10歳ごろまで)に予防としての行う矯正治療「Ⅰ期治療」と、生え揃ってから行う本格的な矯正治療「Ⅱ期治療」に分かれています。
Ⅰ期治療は、顎の成長とともに行いますので、お子様に比較的負担をかけず、歯並びや噛み合わせ、万病のである口呼吸の改善もでき、このⅠ期治療で矯正治療が終了する患者様もいらっしゃいます。また、本格的な矯正治療のⅡ期治療が必要となった場合も、歯を抜かずに歯並びを改善できるケースが多く、治療期間が短くなる傾向があります。
プレオルソとは、永久歯に生え変わる前のⅠ期治療で効果を発揮する、マウスピース型の矯正装置です。
「歯ならび」だけでなく、「咬み合わせ」「お口ぽかん」の改善、「口呼吸から鼻呼吸へ」「舌のトレーニングによる正しい飲みこみや発音」など、お子さまを健康な体へ導くことを目的としています。
取り外しが可能で「家にいる時の1~3時間」と「寝ている時」に装着するだけですので、学校に装着していく必要はありません。
また、食事や歯磨きも普段通りできますので、ワイヤーを用いた通常の矯正治療に比べ、お子様の負担が少ないです。さらに、柔らかいポリウレタン素材でできており、金属アレルギーのお子様でも安心してご利用頂けます。
プレオルソ治療は、他の歯科矯正治療よりもお子様やご家族の負担が少ない治療法と言われています。
お家にいる間は、できるだけ長時間装着してください。目安としては日中1~3時間程です。この時、必ず口を閉じて鼻呼吸をするように心がけてください。
就寝時は、寝ている時に装置が口から出ないようにし、装置の効果を高めるために、就寝時用のテープを口に貼って使用します。
装置を口から出した後は水ですすぎ、1日1回食器用の中性洗剤で歯ブラシを用いて磨きます。※手入れに歯磨き粉は使用しないでください。
また、週一回のペースで入れ歯洗浄剤で洗浄し、4倍に薄めた食器用漂白剤に3分程度浸けます。なお、お手入れの際、装置変形の恐れがあるため、熱湯は使用しないでください。
部分矯正とは、小矯正とも呼ばれる矯正方法です。
通常の矯正治療が全ての歯を動かして理想の噛み合わせに導く口全体の矯正に対して、部分矯正(MTM矯正)は移動させたい歯だけをピンポイントに狙って、目的に応じた矯正を行います。動かす歯は基本的に1本から上下で数本ほどで、固定源となる歯やその他の歯の移動を最小限に抑えます。そのため治療期間は他の矯正と比べ短期間です。
また、本来であれば抜かねばならいような歯をできるだけ長く使うえるよう、歯を動かす事も可能です。